日本CRO協会創立25周年記念講演会を開催
一般社団法人日本CRO協会(東京都中央区、会長:植松尚/以下、日本CRO協会)は、1994年9月1日に発足し、今年で創立25周年を迎えました。去る8月29日、これまでの感謝の意を込めてご支援ご協力頂いた皆様をお招きし、創立25周年記念講演会を下記の概要で開催いたしました。講演会には製薬企業、協会関係者など多くの皆様にご参加いただき、盛況に終了することができました。 『日本CRO 協会 創立 25 周年記念 講演会~未来の医療を語る~』 日時:2019年8月29日(木)15:00開演、18:00閉会、懇親会 会場:TKPガーデンシティ品川 ・来賓祝辞 ・参議院議員 藤井 基之 先生 ・厚生労働省 森 和彦 大臣官房審議官(医薬担当) ・医薬品医療機器総合機構 藤原 康弘理事長 ・日本製薬工業協会川原 章 専務理事 ・基調講演 厚生労働省 鈴木 康裕 医務技監 ・特別講演 元スピードスケート選手/長野五輪金メダリスト 清水 宏保 様 ・協会の歩み 日本CRO協会特別顧問 シミックホールディングス株式会社 代表取締役CEO 中村 和男様 日本CRO協会 会長 植松 尚は、講演会の冒頭で以下の通り述べました。 当協会は1994年の創立以来、製薬会社などが行う臨床試験(治験)に係る様々な業務のプロセスを支援、また信頼性保証を担う企業からなる団体として、会員相互の連携のもとに、CROの適正な確立、定着、発展に努め、お陰様で25周年を迎える事が出来ました。 創立当初の10年間は、CROの社会的認知度を向上させるため、その後の10年間は信頼を獲得するために活動してまいりました。これによりCROが製薬企業や医療関係者にとってなくてはならない存在となった一方、業務範囲が広がり、求められる能力も多岐にわたってまいりました。 業界を取り巻く環境は大きく変化しており、医薬品・医療機器開発は新たなステージに入っており、これからは変革の10年間となりますが、「人材育成」「治験・臨床研究の効率化」「デジタル化に伴う対応」「コンプライアンス徹底」「情報発信の強化」の5つを重点課題として挙げ、活動を進めてまいります。 日本CRO協会は、今後とも、患者様に一日でも早く新薬をお届けするために、製薬企業をはじめ医療・医薬品業界に対して、会員各社と一丸となって、医薬品開発プロセスの専門的なノウハウと質の高いソリューションサービスを提供して参ります。 *CRO:Contract Research Organizationの略で、製薬会社が行う医薬品の臨床試験や承認審査などについて受託、代行を行う医薬品開発受託機関のこと。
以上
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