ニュース

CRO協会30周年記念セミナー開催のお知らせ(未来を創る参加型SF思考セミナー)

教育研修・セミナー

東京・大阪2拠点開催!
SF思考セミナー『未来の医療 -本当の”生”のために-』

日本CRO協会は、おかげさまで30周年を迎えました。
30周年を迎えるにあたり、クライアント各社様をはじめ、全てのステークホルダーの皆様に感謝するとともに、次の30年を見据えて
「未来を創る」をテーマにした参加型セミナー『未来の医療 – 本当の“生”のために -』を企画いたしました。

本セミナーでは、SF作家の樋口恭介先生をお迎えし、インタラクティブな形式により、答えのない未来に対して自分たちなりの答えや
解決策を導く志向・方法を学び、皆さんの業務に実践的に役立つ内容となっております。

また、セミナー終了後には、ともに未来を創っていく同志として交流を深めていただく交歓会を予定しております。次世代を担う若手
メンバーの方々に、是非ともご参加いただきたく、お願い申し上げます。
 

※募集は終了しました

開催概要

日時 大阪:2024年11月20日(水)15:00~17:25(交歓会17:40~19:00)
東京:2024年11月27日(水)15:00~17:25(交歓会17:40~19:00)
会場 大阪:ライフサイエンスハブウエスト A会議室
東京:ベルサール東京日本橋 RoomC+D+E
参加費 無料
定員 大阪:50名
東京:100名
対象 医療(製薬・機器・バイオベンチャー等)に携わる企業にお勤めの次世代を担うメンバーの方
内容 技術の進化は速い。しかし、それをどう使うべきなのかはわからない。合意までのプロセスには社会全体での議論が必要であり、議論のためには言葉が使われる。言葉には論理と物語を作り出す力がある。

SFプロトタイピングとは、架空の物語を通して未来社会を空想し、その空想をベースに現実を捉え直すという技法だが、医療において、社会全体でのコミュニケーションや倫理の再設計が求められる現代にあって、SFプロトタイピングは有効な手段の一つになりつつある。

デザインシンキングが現場のニーズを基に問題解決を図る手法だとすれば、SFプロトタイピングはその先を行き、技術の進化がもたらす新たな社会の可能性を模索する。

LLMによるデータ解析の進化は、医療の意思決定を劇的に効率化する一方で、患者との信頼関係の再構築や、AIの診断結果をどのように解釈し、説明するかという新たな課題を生んでいる。技術は飛躍的に進歩しているが、その社会的な受容と適応には時間がかかる。技術が提示する結果がどれほど正確であっても、それが医療従事者や患者の価値観と乖離していては、本当の意味での「受容」は得られない。SFプロトタイピングは、こうしたギャップを事前にシミュレーションし、新たな倫理観やコミュニケーションの形を社会に提案する役割を果たすことができる。

この講義を通して受講者は、SFプロトタイピングのエッセンスに触れ、これからの医療には先端技術をどう使うのかという論点はもちろん、それを取り巻く社会のデザインをどう考えるべきなのか、そのアプローチの一つを学ぶ。

※会場の都合により参加人数の上限に達した場合、ご参加をお断りする場合がございます。あらかじめご了承ください。
※当日、会場受付で参加登録の確認をさせていただきますので、お名刺をご持参ください。
※お申込みいただいた方には登録確認のメールを個別にお送りします。

講師

樋口恭介氏
・SF作家、編集者、コンサルタント、Anon inc. CSFO
・東京大学大学院客員准教授
・『構造素子』で第5回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞。
・『未来は予測するものではなく創造するものである』で第4回八重洲本大賞を受賞。
・編著『異常論文』が2022年国内SF第1位。
・他に、anon press、anon records運営など

 

プログラム

15:00~15:20 ご挨拶:『希望と成長の未来へ~CROの新たな挑戦~』(日本CRO協会会長:藤枝徹)
15:25~17:25 特別講演:『未来の医療- 本当の“生”のために-』(講師:樋口恭介先生)
17:40~19:00 交歓会(大阪:同会場内B会議室/東京:同会場内RoomJ+K)

 

※募集は終了しました

パンフレット

 

お問い合わせ・資料請求

Contact

日本CRO協会へのお問い合わせ、取材依頼、資料請求はこちら。

入会のご案内

Admission

日本CRO協会の入会で、業界情報や研修参加などのメリットが得られます。