インタビュー

インタビュー写真
プロフィール背景
大学院から入社
BS(統計解析部門)
入社4年目 10月 K.T

※記載内容は取材当時のものです

PROFILE

学生時代から生命科学分野に興味を持ち、大学院では体内時計の制御に関わる時計タンパク質の研究をしていた。「ヘルスケアに貢献したい」を軸に就職活動を行い、2018年4月にCROに新卒入社。統計解析部門に配属後、SASプログラマーとして主に製造販売後調査の解析用データセットや解析結果帳票の作成に携わってきた。入社3年目以降はプロジェクト責任者として統計解析計画の立案から統計解析報告書の作成までの一連の業務を担っている。

CRO業界を選んだ理由は?

もともと学生の頃に陸上部で長距離競技をしていたこともあり、何を食べるか、どれくらい睡眠をとるか、どのように動くかなど、健康な体作りに強く興味関心を持っていました。そのころから、ヘルスケア分野で、自身だけでなく周りの大切な人たちの健やかな生活を守れるような仕事をしたいという思いがありました。就職活動を進めていく中でCRO業界を知ったきっかけは、大学院の研究室の先輩が働いていたことです。業界について調べていくと、医薬品の開発業務を通してまさにヘルスケアに貢献し、理想の仕事、働き方ができると思いました。

現在の仕事内容を教えてください。

細かな仕事内容となりますが、私たちの部門では、治験や製造販売後調査において主に統計解析計画の立案、解析のためのデータセット仕様書や解析結果帳票の作成、解析報告書の作成を担っています。簡単に言うと、モニタリングやデータマネジメント部門により収集された安全性や有効性に関するデータを評価可能な形にする仕事です。これまで担当してきた疾患領域は幅広く、様々な解析にチャレンジしてきました。また、依頼者はもちろん、部門内外のチームメンバーとコミュニケーションをとりながら、より円滑に目的に適した解析を実施できるよう日々努めています。

インタビュー風景

仕事の魅力・やりがいは?

患者さんに安心して医薬品を使っていただけるよう、様々なセクションを経て、最終的には医薬品の安全性、有効性のエビデンスを数字で示していくのが私たちの仕事です。CROでは多くの医薬品のプロジェクトを経験できるため、それだけ多くの患者さんの安心に役立てているという実感があります。また、目の前の仕事では、プロジェクトチームとして依頼者や部門内外のメンバーと困難な状況を乗り越えながら試験を完遂したとき、非常に達成感がありました。その点も、この仕事の魅力だと思います。

仕事に求められる専門性とは?

気軽に口にできる食品やサプリメントとは異なり、人の生体機能に大きく作用する医薬品は厳密に関連法令が定められています。そのため、まずはその法令について知っておかなければなりません。また、仕事として携わる以上、対象疾患の知識や調査の特性、どのような検査項目が採用されているかなども頭に入れておく必要があります。他にも、私の担当する統計解析業務では、医療統計や薬物動態の知識、プログラミングスキルなどを日々磨いているメンバーたちが大活躍しています。

今後のキャリアビジョンは?

今後は調査で活かせるスキルをもっともっと磨き、知識を蓄え、社内外から頼りにされるような存在になりたいです。また、メンバーが等しく高いクオリティで業務を遂行できるよう、自身の知識を展開し、育成をする立場になりたいと考えています。

オフタイムの過ごし方は?

平日はPCに向かい長時間座って作業をしていることが多いので、休日の朝にはランニングで体をほぐしてリフレッシュしています。また、漫画やアニメが好きなので、お気に入りの漫画を読んだり、面白そうなアニメを開拓したりしながらゆったりオフタイムを楽しんでいます。

CRO業界を目指す皆さんへのメッセージをお願いします。

このメッセージを見られている皆さんはヘルスケア分野に興味関心のある方ばかりかと思います。CROでは幅広い疾患や医薬品に関わることができ、より多くの患者さんの生活に貢献できていると感じることができ、とても魅力的なお仕事です。また、様々なプロジェクトを経て自分自身の経験値やスキルを磨く機会がたくさんあるので、是非この業界に飛び込みチャレンジしてみてください。

ページの先頭に戻る