h 座談会を見学した中核メンバーに聞いた gDiscussion meetingシミック株式会社 前田 晴紀Fortrea Japan株式会社 本田 遍イーピーエス株式会社 鈴木 裕将新卒でCRO業界に入社してから16年が経ち、現在はプロジェクトマネジャーとして新薬開発に従事しています。入社以来、私は会社の発展を考え続けており、最初は所属チームから始まり、部門、そして事業本部と少しずつ影響を与えられる範囲が広がっていきました。現在は組織の発展と専門性向上に取り組んでいます。自ら課題を見つけ、解決に向け積極的に取り組むことで、未来を切り拓く組織を目指しています。一方で、CRO業界はグローバル化、デジタル化、ヘルスケアの拡大など大きな変革の時期にあり、変化に対応するためには、組織の課題解決だけではなく、CRO業界として力を合わせていく必要があると考えています。今後は日本のCROが世界の開発をリードしていく未来に向けた理想の姿を実現するために、常に挑戦し続け、会社の枠を超えて個人としても成長し、業界の発展に貢献したいと思っています。私たち一人ひとりが共に成長する仲間として変化に立ち向かいCRO業界の未来を切り拓いていきたいです。CROは、この30年間でたくさんの医薬品・機器の開発に関わり、多種多様なノウハウを蓄積してきました。そして会員企業リストの通り、CRO協会には臨床開発業務だけでなく、ITインフラの提供企業など多様な専門性を有した企業が集結しています。そして私たちは今、所属先に関係なく、「未来塾」として、日本の医薬品・機器開発の未来について意見交換をしております。この多様性と連携ができる関係性こそCROの強みだと考えます。今後より私たちCROが健康産業において大きな存在になるためには、既存の「当たり前」にとらわれず自由な発想が必要になります。そのため多様な集団であるCROであれば、日本の健康産業発展において新しいトレンドを作ることができると確信しています。ぜひ今後も多様なバックグラウンドを持った企業がCRO協会に参画していただけると嬉しく思います。一方、私たちがどんな存在に変化しようとも「患者さまのために」という信念だけは忘れてはいけません。この信念によって一つにまとまり、新たなCROという形を私たちの手で作っていきたいです。国内CRO黎明期からの継続的な研鑽・ノウハウの蓄積により、業界内での現在の立ち位置を確立していることを学び、その流れを継承しながら今後もCROの信頼性を維持・向上させていく必要性を感じました。そして医薬品開発における新たな手法の導入やIT技術の利活用、企業・行政・医療機関との連携など日本が取り組むべき様々な課題がある中で、CROが積極的に提案して業界をリードしていくことが今後の目指す先であるということも学ぶことが出来ました。そのためCROのプレゼンスが今後の日本の医薬品開発を左右するということ、自身が健康産業の将来を担うプレイヤーの一人であるということを忘れずに意識し続けたいと思います。そして自身が“積極的な提案が出来る存在”であり続けるためにも、日頃の情報収集や他者との協同活動(興味を持って知識をつける、自分で考える、人と話す)を、これからの環境変化を楽しみながらより積極的に取り組んで行きたいと思います。9将来に向けての意気込み
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