Japan CRO Association Annual Report 2024
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一般社団法人 日本CRO協会 会長一般社団法人 日本CRO協会 副会長株式会社EPNextS安藤 秀高一般社団法人 日本CRO協会 副会長シミックホールディングス株式会社一般社団法人 日本CRO協会 参与メディカル・データ・ビジョン株式会社小川:アニュアルレポート座談会にお集まりいただきありがとうございます。日本CRO協会(以下、協会)が30周年を迎えるということで、今回のアニュアルレポート座談会ではわが国におけるCROのこれまでの変遷や現状について語り合うとともに、これからの未来についても本業界を知り尽くした皆さんとともにお話しできればと思っています。まずは、簡単な自己紹介からお願いできますでしょうか。植松:協会会長の植松です。私は製薬企業に勤めた後、2001年にCROの会社に入社しまして、その翌年から協会の活動にいろいろと携わってまいりました。その後、2010年からはCRO協会専属で仕事をさせていただくようになり、2014年からは会長職を務めさせていただいております。今回のメンバーの中では一番の古参ですので、昔のことはよく知っています。未来のことは皆さんに大いに語っていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。藤枝:協会副会長の藤枝と申します。私は、今、シミックで働いています。製薬企業で長く開発職をやってきまして、2016年に今の会社に移りました。そこからCROの仕事をずっとやっています。私はCROが日本にできた頃から、いわゆる依頼者側としても関わってきましたので、そういった観点でお話しできればと思います。どうぞよろしくお願いします。安藤:協会の副会長をしております安藤と申します。現在、EPSグループの中のEPNextSという会社に勤務しています。もともと内資製薬企業で働いておりまして、2000年にEPSに入社し、CROの仕事をスタートしました。協会活動には当初あまり関わってはこなかったのです4植松 尚藤枝 徹小川 武則特別座談会国内でCROが誕生し始めた頃と時を同じくして設立された日本CRO協会は、2024年9月で30周年を迎えます。そこで、業界をよく知る協会役員の皆さんにお集まりいただき、30年の足跡を振り返りながら、未来に向けての提言をお聞きしました。 CRO業界の過去と未来 30年を振り返り、これからの 業界・協会について語り合う

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