副会長理事理事監事監事 ドラッグラグ・ロスが再び話題になっています。新たな治療の 選択肢を必要とする患者さんに一日も早く最先端医療を届けられるよう、また臨床開発拠点としての日本の魅力を世界に アピールできるよう、協会加盟各社と協力しながら、取り組んで参ります。また、コンプライアンスCT担当理事として業界のコンプライアンス意識向上にも寄与する所存です。CRO業界は新たな局面を迎えております。政府によるドラッグロス解消対策、新たなパンデミックに備えた開発支援施策の実施などまた違った切り口から我々は国民の健康に寄与する業界団体として貢献していかなければなりません。その一翼を担う者としての責任を感じつつ、協会の発展のために努力致します。新薬のほとんどがグローバル開発によって生まれる時代となりました。日本のドラッグロスを回避するためには、国際共同治験実施の場として日本の魅力をUpすることが急務です。日本CRO協会では、日本の治験の活性化や効率化を、より一層進めてまいります。臨床開発のデジタル化、効率化等の必要性が言われて数年 経ちますが、現在も十分には対応できていない状況です。これらを解決するためには製薬企業、CRO、医療機関が協力し、日本の特殊性に固執しすぎずグローバルに近づけていく 必要があります。CRO協会がその活動をリードしていければと思います。CROに対するニーズは単なるアウトソースから、委託者に対して課題解決を提案していく役割を求められ、臨床開発において我々の重要性が年々増しています。今、業界を取り巻く課題は多岐にわたりますが、我々は、業界内外の繋がりを深め議論を重ねながら、その課題一つ一つに対して迅速且つ的確に対応していく所存です。Japan CRO Association Annual Report 202411エイツーヘルスケア株式会社神谷 均株式会社インテリム岩﨑 政司シミック株式会社（シミックホールディングス株式会社）藤枝 徹パレクセル・インターナショナル株式会社片岡 睦国DOTワールド株式会社別本 圭輔
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