Japan CRO Association Annual Report 2023
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副会長理事理事参与参与 8株式会社インテージヘルスケア矢作 友一EPSホールディングス株式会社安藤 秀高EPSホールディングス株式会社田代 伸郎エイツーヘルスケア株式会社神谷 均メディカル・データ・ビジョン株式会社小川 武則環境変化に伴い、CRO業界で働く人々の思考も変わってきています。多様性が求められる中、新たなキャリア形成を考えるようになってきています。この様な変化の中で、協会は横のつながりを充実させ、情報共有を推進することも大きな役割の1つです。来年は30周年を迎えますので、皆さんで新たな時代を作っていきましょう。DCTを始めとした臨床試験遂行の種々手法が登場してきている中、それらの変化に乗り遅れることなく、日本における医療アクセスが遅れないよう他団体を巻き込みドラッグロス解消に向けた活動に取り組んでいきたい。世界情勢そして我々の業界は目まぐるしく様変わりしており、今後もその変化は加速してゆくと思われます。その中で、海外の動きに遅れることなく、また日本のドラッグロスを解消すべく、CRO協会として多くの関係者と強調しながら新しい枠組みを構築し、種々の課題解決や新しい提案を行ってゆきたいと考えています。コロナ禍を経て、医療・医薬業界ではDX化が進みました。臨床開発や育薬におけるデータ品質を保ちながら、より効率的な基盤を構築するために協会加盟各社やステークホルダーと協力しながら、CRO業界の発展に貢献します。また、コンプライアンスCT担当理事として業界全体のコンプライアンス意識向上にも寄与する所存です。我々CROは日本語としては受託機関と訳されておりアウトソーサーの位置づけです。以前から、委託者は受託者に対して提案型、パートナーであって欲しいと言われます。臨床開発においてDXや新たな手法の登場など、今まさに我々アウトソーサーが様々な取り組みを行い臨床開発をリードする意思を持つべき時と考えます。2022年度の当協会の役員をご紹介させていただきます。役員紹介

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