Japan CRO Association Annual Report 2023
4/40

新しい時代を見据えたキャリア形成を考える植松 尚⼀般社団法人 ⽇本CRO協会 会長置⽥ 淳夫 【人事研修担当】イーピーエス株式会社 落合 惠美 【臨床開発担当】Fortrea Japan株式会社(旧ラボコープ・ディベロップメント・ジャパン株式会社)ファシリテーター ⽮作 友⼀⼀般社団法人 ⽇本CRO協会 理事株式会社インテージヘルスケア⼩松 ⾼幸 【臨床開発担当】シミック株式会社⿑藤 真介 【人事採⽤担当】パレクセル・インターナショナル 株式会社いろいろ変わってきているところがあると思いますので、その辺りの現状からお聞かせいただけますか。⿑藤:パレクセル・インターナショナル株式会社の人事部で採用を担当しております⿑藤と申します。パレクセルでは、コロナ前からフレキシブルな働き方を推進してきましたが、コロナ渦で 「より柔軟な働き方をしたい」という大多数の社員の声に応じて、職種や勤務地などに応じ、「オフィス勤務」や「在宅勤務」、「ハイブリッド」などいくつかのワークスタイルの中から最適なものを選択することができるようになりました。業務の習熟度などによっても変わりますが、CRAに関しては、週2~4回ほど出社しているイメージです。落合:Fortrea Japan株式会社で、CRA業務のマネージャーをしている落合と申します。弊社では、コロナ前からリモートワークが可能でしたが、コロナ禍でその働き方がますます広がっていると感じています。⼩松:シミック株式会社の小松と申します。私は今、臨床事業本部でマネージャーをしております。弊社でもコロナによって在宅勤務が増加し、現在は3割から4割程度の出勤率となっています。新型コロナウイルスの感染拡大、デジタル化の進行などにより、CRO業界での働き方や業務内容が大きく変化しています。そこで、業界のヒューマンリソースに精通するCRO協会メンバーにお集まりいただき、今後の人材育成や社員のキャリア形成をどう考えているのか、大いに語り合っていただきました。リモートワークの現状は 各社の働き方に変化はあるか矢作理事:アニュアルレポート座談会にお集まりいただきありがとうございます。今回の座談会では、アフターコロナだけでなく環境変化の激しいCRO業界において、社員のキャリア形成をどう考えていったらいいかということについて皆さんとともにお話しできればと思っています。まずは、リモートワークなど働き方が特別座談会

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る