Japan CRO Association Annual Report 2023
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◆ 大学の要望によるイベントへ 日本CRO協会として参加リーダーからのコメントでもあるように、CRO業界への認知や働く魅力を伝えるべく活動しています。現在、メインターゲットは学生とし、基本的にオンラインでイベントを実施していますが、これまでには大学のキャリアセンターの先生をお招きしてのイベントや懇親会、業界や職種への理解が深まる動画、ギブアウェイの作成などにも取り組んできました。情報戦略事業検討委員会 学生・大学関連者向けチームは正会員企業の人事担当が任意で参加し、2022年度はイーピーエス株式会社、株式会社インテージヘルスケア、エイツーヘルスケア株式会社、シミック昨年度に引き続き、2022年はCRO業界全体で採用活動が活発化した年となりました。CROで働くやりがいなどを訴求する私たちの活動は、そうした応募意欲の醸成に貢献できたのではないかと思っています。しかしながら、世間一般から見て、CRO業界の認知度は未だ低い状況であるのも確かです。私たちはこの現状を改善すべく、今後も幅広い層の方々に、よりCROの魅力を知っていただき、かつ就職後のキャリアを描けるよう、予想される展望なども含めて情報を提供してまいります。◆協会HP「インタビュー」内容の刷新協会HP内「CRO の仕事」ページのインタビュー部分を、従来のターゲット層(若手学生・地方学生)に加え、現在就職活動をしている学生と、中途の方も対象とした情報展開を目的に刷新しました。◆CRO業界および職種に関する理解促進学生向けにCRO 協会主催「業界・職種セミナー」を開催し、臨床開発モニター、データマネジメント、統計解析、安全性情報といった各職種の先輩社員との座談会を実施。参加者は、64大学・大学院、人数は106名にのぼりました。座談会終了後は、学生から各社採用担当者への質疑も任意にて行われました。■ 幅広いターゲット層に向けた情報展開従来のターゲット層に加え、現在就職活動をしている学生と中途の方(特にCRA未経験者)も対象とした情報展開を行います。■ 学生向け講演の実施医薬品業界を希望する学生向けに、より理解を深める機会として、マイナビの基調講演「講演内容:CRO 業界動向と今後の展望」を実施します。■ スカウト系企業とのタイアップ幅広い研究室の学生へのCRO認知を目指し、スカウト系企業とのタイアップを検討します。■ 大学イベントへの参加大学の要望によるイベントへは今後も参加する予定です。株式会社、DOTワールド株式会社、パレクセル・インターナショナル株式会社の計6社がメインで活動。採用活動においては、普段は競合同士となりますが、本活動では、会社の垣根を越えて、全員で協力してCRO業界の魅力を伝えていくということにやりがいを感じることができます。22年度は、東京薬科大学、京都産業大学のイベントに参加。業界や職種の魅力、各社CRO企業などの理解促進のための説明会を実施しました。14 メンバーからのコメント   2022年度の活動内容   リーダー総括  2023年度の活動方針・課題事業検討委員会【情報戦略/学生・大学関連者向けチーム】より幅広い層にCROを認知してもらい、そこで働くことの魅力ややりがいを伝えるREPORT

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