日本CRO協会CRA認定制度について
趣旨
CROの受託業務の核ともいえるモニタリング業務において、日本CRO協会に所属するモニターの業務実施レベルをできるだけ均質化し、業務実施水準を底上げするために、当協会は平成19年4月1日付けで「モニター教育研修制度(導入研修)」を施行し、現在では「CRA教育研修制度」として実施しております。
その後、当協会では、新たに「モニター教育研修制度(継続研修)」を策定し、さらに、継続研修を修了したモニターを対象に「日本CRO協会モニター教育研修修了認定」の実施を決定し、これら3制度からなる新『モニター教育研修制度』を平成21年4月1日付けで施行しました。次いで、平成23年4月1日には、研修対象者をQC/QA担当者等を含めた『CRA』に拡大し、『CRA教育研修制度』に名称を改めました。当該制度には、当協会の正会員・賛助会員が参画しております。
更に、2021年3月の認定試験より、制度を改正し、臨床研究および臨床試験に携わる者がモニタリング活動を実施する上で必要なGCPを始めとした法規制やルールおよび倫理に関して最新の知識を習得することを目的とした制度とし、協会外にも認定試験を受験できるようにいたしました。
また、同時に受験者のために日本CRO協会認定CRA基本問題・解説集を発行しました。